昨日(9/4)ある個人事業主様から「融資が無事に実行されました」との嬉しい連絡がありました。
初めて本件融資のご相談を受けたのが"7月4日(土)"でした。
ちょうど丸2ヵ月かかりましたが、本当にサポートさせていただいた甲斐があり、素直に嬉しく思います。
少しタイムスリップしますが、いきさつは次のようでした。
6月下旬頃に私のホームページからお問い合わせにより、「創業補助金・助成金」に関するご相談を受けました。
今年は「コロナ関連対応」補助金・融資等が最優先され、周辺の役所等に確認するも「創業補助金」等の募集は計画はあるもののいつ開始するか予定は未定とのことでした。
私は実情を説明し、その代替案として「コロナ対応融資(公庫・銀行)」のご提案をさせて頂きました。
~ 7月4日(土)
当事務所で初回面談。
ヒアリングと確認書類等により案件内容を確認、その場で受諾可能案件であると判断。サポート契約、すなわち「危機関連保証 信用保証協会付」銀行融資への申込みのお手伝いをさせていただくことになりました。
翌週には市への「認定書」申請手続を行うとともに、申込窓口となる金融機関を選定。
~ 7月12日(日)
2回目の面談打ち合わせ。
提出資料の肝となる事務所で作成した『事業計画書』の最終確認と申込銀行の申請必要書類を確認しました。
~7月14日(火)
金融機関担当者・上席者(次長)と私。(本人は同席なし)
私から依頼人様の本件借入にかかる概況・資金使途・目的から事業計画等について約1時間20分の説明。
~7月22日(水)
金融機関担当者・上席者(次長)、そして依頼人様と私。(四者面談)
前週に事前説明をしているため、依頼人本人にいくつか質問。(主に現場に関する事)
最後に希望満額実行に向けて、より説得性のある追加資料(商品仕入れ資金増の根拠・計数)の要請がありました。
~7月27日(月)
要請のあった追加資料を持参提出。
~8月31日(金)
金融機関担当者から融資内諾の連絡が入り、金消契約の日程等の説明がありました。
信用保証協会とのやりとりの末、結果借入希望額満額で承諾となりました。
~9月3日(木)
金融機関にて「銀行取引約定書」及び本件融資の「金銭消費貸借契約書」にサイン。
私も同席、久しぶりに緊張しました。
約40年前の私は銀行側の席に座っていた時のことを想い出しました。
"駆け出し銀行マン"だった私。
融資を受けられるお客様を前に契約書への記入事項や注意事項を説明しながら、淡々と申込手続を進めて行く空間と時間。
そして最後にお客様から「ありがとうございました」と言い残して銀行から出ていかれた時に、銀行マンとしての「充実感」というか「使命感」を味わったものだ。
~9月4日(金)
融資実行。
長かったですね。
「コロナ対応融資は公庫でも銀行でも申込してから約2ヵ月はかかる」と何回も聞かされていましたし、自分もお客様には同じように説明していましたが、本当にドンピシャの2ヵ月でした。
融資が降りて大喜びの依頼人様。
『これだから行政書士は辞められない。これぞプロとしての誇りだ』
今手持ちサポート中の案件が2つ。
審査結果が待ち遠しい・・・。